Macintoshと出会って10年

 
 最初にMacintoshを買って10年になる。
 
 当時は学校でPCを使っていたんだけど、どうしてもMacが欲しかった。
 
・先生数人がマック使い
midiがやりたかった
・ゲームが作りたかった
PhotoShopが使いたかった
・OSカッチョ良すぎ
 
 えっちなゲームをやるんだったら間違いなくNECのPC9801だったし、学校のプログラムの勉強に役立ちそうなのもPCだったんだけど、丁度某コジマが「家電としてパソコンを売ります!」とperformaシリーズを出して(それ以前はパソコン専門店が販売してた。Macintoshキヤノンが販売)うおおお願いします!と親とじいちゃんばあちゃんを説得して買ってもらったのが↓これ
 
ColorClassic2(performa275)以下カラクラ2
http://www.apple.com/jp/support/datasheet/performa/performa275.html

 PC98でmidiをやるにはまず、対応サウンドボードを追加購入しなければいけなかったんだけど、カラクラ2は最初からmidiポートが付いていたし、SCSI(←スカジーと読むよ!)も最初からついていた。
 ゲーム作成は「HyperCard」というソフトがついていた。
 
 んで実際使い始めてみて、漢字Talk7のなんと楽しいこと!
 OSを触っているだけでワクワクのひと時を過ごさせて頂いた。
 あとPC98が16色とかしか使えない時に32000色表示できたしな。
 
 コントロールパネルを開いて色々自分なりに設定しまくってて、今でもソラででてくる。
 1)まず、強調カラーをお気に入りの色に。
 2)時刻設定画面の「世界地図」が白黒なので、スクラップボードからカラー化された世界地図を貰ってきて交換。
 3)ことえり拡張
 4)スクロールバー拡張([←][→]とかくっつけてくれる奴を入れる)
 5)ゴミ箱にオスカーを住まわせる
 
 流石にえっちなゲームはあんまり無くて、というかゲームがあんまり無くて、マック雑誌の付録FD(←CDではない。カラクラ2にはCDドライブが付いていないんだよハハハ)とか「マッキントッシュゲームの宝箱」とかから外人の作ったファンキーなゲーム、もしくは日本人が作ったオタクっぽいアクセサリー(←きんぎょ注意報!のぎょぴちゃんがデスクトップで泳ぐとかそんなソフト)を入れまくってて、だがしかし面白いゲームが無いという状態は「飢え」を我が脳にもたらして無い物は作るしかないとゲーム作成のモチベーションに繋がって、んで今までポケコンBASICで作ってたゲームをHyperCardで作り直して、カラクラ2はマイク内臓だったから効果音を自作したり必殺技名を近所の小学生に叫ばせたりしながらすげえヘボい格闘アクション作ろうとしたり(←流石にHyperCardでは無理があったw)しつつ有効に活用できましたとさ。
 
 
 midiはキーボード付きの奴をわらしなママが買ってつけたし、スキャナを買ったらPhotoShopの機能限定版がついてきて、当初の目的は全て達成して
 
 カラクラ2が私のデジタル生活の大部分を担うようになったその時
 
 
  
 
 
 突然、カラクラ2とお別れする事になったのです。
(↑嘘です、この話は続きません(^^;実家の物置にしまってあるハズ)