耳をすまして失恋論

あー、やってますね今「耳をすませば
 
宮崎さんが「アナログでやれることは全てやった」とおっさった作品ですが
これ俺結構絶望のさなか試聴したんだよねというのを思い出しました。
 
いやほら当時学生だったんだけど、勇気振り絞って女の子を映画に誘って
その頃購読していたスピリッツの批評みて「あーおもしろそうだなあ」と思った耳すまをチョイス。
 
(今までの経緯とかは割愛するけど)もう告白する気まんまんで当日を迎えて
 
「俺が好きなのはあんただ!!!」「・・・・すっごい遅い!もう彼氏いるんです・・よ・」
 
というやり取りを映画見る前にやってしまい
 
ヴォァァァアアアアアアアアア(←思い出しヴォアー)
 
俺は魂が抜けてるしお互い気まずいしでヴォァァァアアアアアアアアア(←思い出しヴォアー)
 
しかもスピリッツで書いてあった「あらすじ」を映画館に行く前にその女の子に教えたんだけど、そのあらすじは「結婚しよう!」まで書いてあって(つまり最初から最後まで書いてありやがった)映画として微妙に楽しめなかったばかりか、脇役の杉村が月島雫に振られるくだりが流れる所で「ああ、俺はこっちなのか」と傷口に塩が。
 
もうどうにも救いが無くてどうしようか、いやこのままではいかんと映画を見た後誠意を持って口説いたんだ。
 
口説いたんだが誕生日を覚えていないのが発覚して怒られた。もうだめだと思った。
 
教訓:女の子の誕生日は忘れてはいけません。